さて、今回は久しぶりにFXの戦力をじっくり練る事が出来たので自身への備忘も兼ね、短期売買(デイトレード目線)の筆者の戦略を綴ろうと思います。
ちなみに筆者はFXで生計を立てているプロのトレーダーでもなければ、「必勝法を教えます!」という事を言う人間でもありません。
常々トレードに悩み、自分の勝ちパターンを暗中模索するただの弱小トレーダーです。
ですので、この戦略に自信があるわけでもありませんし確証なんてありません。
浅はかな戦略な事は重々承知の上で公開します。それは自身のトレードを雑にしない為です。
事前に戦略を練り、そのとおりにエントリー、想定どおりに利確出来れば自信になりますし、損益が出れば反省が出来るので次に活かせます。
つまり、自身のために公開しておりますので読者の方はご参考にもならないと思いますが「こんな考え方もあるんだ。」程度で思っていただければと思います。
初めに筆者のざっくりとしたトレードスタイルは下記です。
- デイトレ
- 日足4時間足で大まかな方向確認
- 4時間足1時間足で戦略練る
- 15分足でエントリータイミング判断
- 通貨ペアはユーロ/ドル、ドル/円ぐらい
- インジケーターは移動平均線ぐらい
- 水平線やトレンドラインは引く
- テクニカルで戦略を練り、ファンダメンタルはタイミング認識程度
といった具合
です。
では、行きます。
ユーロ/ドル
平均線は青が一日分の平均、黄色が週間分の平均、赤が月間分の平均という期間設定をしています。
基本的にはずっと下降トレンドが継続中と確認しました。
しかし①のタイミングで1日平均が週間平均をブレイクしその後、1日平均が週間平均にサポート帯として機能しだしています。
つまり短期的には上昇のトレンドに入っているのかも知れないと考えました。
では、どこまで上昇する可能性があるのか考えます。
②を見れば月間平均線が抵抗帯としてはだかっているように見えます。
また、過去の値動きから水色点線ラインの価格(1.10660)付近で揉みあう動きになるかなと思います。
もちろん、週平均でサポートという事自体が仮説である以上、下がっていく一方であることも十分にありますので(トレンド的にはむしろその確率のほうが高いような気も)あくまでサポートしたらという戦略です。
ファンダメンタルで言うと明日9月12日に欧州中央銀行政策金利(日本時間20:45)とドラギ総裁の定例記者会見(同21:30)、アメリカ消費者物価指数8月(同21:30)がありますのでここで方向転換や大きな動きがあるのかなと思います。
筆者としては上記の戦略で値動きを観察し明日の指標発表の動向を見守ってから流れに沿って乗っかろうと思っています。
ドル/円
ドル円はトレンド転換して上昇トレンドに入っているのかなと思います。
①のあたりで月間平均線を週間平均線を週ブレイクするとともに平均線がサポート帯として機能して見え、高値も更新し続けているので上昇トレンド中なのでしょう。
筆者の心理的にはココからかぶせて買いに入るには躊躇するところです。
遅すぎます。
ではどこまで上がるのかを考えて見ます。
まず、キリが良い108円の水色点線ライン。
画像では見切れていますが8月中盤からこの108円は意識されている値動きをしています。
もう一段上を目指すなら109円の水色点線ライン。これは6月から更新できていない価格です。ただ、今の108円にトライしているような状況で109円を目指してエントリーするには根拠が乏しいと感じており、しっかりと108円を超えたあともサポートされるのであれば買いでエントリーしたいです。
逆に108円のブレイク失敗に終わったときは売りでエントリー、目指すは107円です。
108円が中間の値段になっているためどちらの方向に動くか確認後その流れに沿ってエントリーできるよう注目。といったところでしょうか。
ファンダメンタルで言うとユーロドルのところで言った消費者物価指数8月ですね。
焦って飛び乗らず、しっかりと方向感が出るのを見極めたいと思います。
では、この戦略が的中し収支がどうなったのかは明日ご報告できればと思います。
お楽しみに!!